D.I.P.｜Botanical Products Creation Crew

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休眠と目覚めに関するミニ知識。写

休眠と目覚めに関するミニ知識。

写真に写っているのは休眠から目覚めた伊藤ハイブリッド。

パキポディウムの中で時々耳にする「伊藤ハイブリッド」という品種。

その名の通り伊藤隆行氏が作出したパキポディウムの事を指すのですが、その特徴としてはデンシフローラム、ホロンベンセ、ロスラーツムの三元交配が挙げられます

三元交配とはつまり三種類の品種をかけ合わせたもので、調べると豚の品種改良にもその手法が使用されているようです。

それぞれの持つ長所をバランスよく引き出す、言ってしまえば「良いとこ取り」をした品種ということですね。

ちなみにパキポディウムを含めたビザールプランツは休眠をするものが多いように感じますが、

「植物はどのようにして目覚めの時期を見極めているんだろう？」

と疑問に思った事のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

植物が目覚めの時期を見極める一つの方法としては、物の本によるとどうやら「夜の長さ」らしく。

私はてっきり「日の長さ」と思っていたのですが、日の長さの変化は季節の変化より一カ月半ほど先んじているため、基準となるのは「夜の長さ」の方のようです。

植物は目覚めに適切な時期を見極める上で「夜の長さ」や「温度」をその大きな手がかりとしているようなので「冬の休眠から植物が目覚めない…」とお悩みの方はその二点を意識して管理すると良いかもしれません。

D.I.P.
志方優輝
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■Photo Details
Plant : Pachypodium Itoh hybrid
Plant Pot : Ripple_Bowl M
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【イベント詳細】
■会場
開催地：JOHN BULL ANTIQUES
Instagram : @johnbull_kumamoto
住所：〒861-8019 熊本県熊本市東区下南部３丁目１０−２６

■開催日時
2024年5月11日（土）11:00〜17:00
2024年5月12日（日）11:00〜17:00

■参加ショップ
Plants Shop
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@kastano_plants1977
@shumibakanikki
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皆様のご来場、心よりお待ちしております。

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#植木鉢
#ビザールプランツ
#珍奇植物
#ボタニカルライフ

育成方法を変更したディッキアの途中経過について。

暖かいというより暑さを感じるようになり、植物の動きも活発になってきました。

パキポディウムが芽吹きサボテンが花を咲かせる中で、今年特に成長や変化が楽しみなのが私が長年愛してやまないディッキア。

植え替え時に根をなるべく残し、サイズの大きいものは鉢増しを行い、水遣りは辛めという今までの育生方法から、

植え替え時に根を切り戻し、鉢のサイズを落とし、水遣りを多めに行うといった育生方法に今年から変更しています。

根をいじっているので多少の心配はありましたが、特に調子を崩す事無く育っているので問題はなさそう。

枯らす方が難しい植物であるディッキアにはどうやら杞憂だったようです。笑

そういう訳でここからどのような葉が出てくるのか非常に楽しみで、毎朝ディッキアの葉の中心（生長点）を覗き込むのが日課になっています。

目指すはタイで見た、枯れた下葉に囲まれた中で瑞々しい葉がぎゅっと詰まって育つ草姿。

そのため長く伸びた下葉は気にすることなくどんどん枯らしたり切ったりしています。

切り口をそのままにしたり下葉を残すと腐ったりして危険なのでは？

という声もあるようですが、経験則としてそれで枯れたディッキアは見たことがないので全く気にしていません。

ちなみに葉が徒長気味か否かの判断方法は刺と刺の間の距離。

刺が詰まって並んでいればより締まって育っていると見ています。

植物を始めた初期から惚れこんでいる、丈夫で成長が早く荒々しくも美しいディッキア。

今週末のイベントにも出品予定ですので、この機に共にディッキアを愛でる仲間が増えると幸いです！

D.I.P.
志方優輝
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【イベント詳細】
■会場
開催地：JOHN BULL ANTIQUES
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■開催日時
2024年5月11日（土）11:00〜17:00
2024年5月12日（日）11:00〜17:00

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「行きにくい、入りにくい」イベント。

今週末の熊本でのイベントに向け準備を進めております。

新作は勿論、東京には物理的に持っていけなかった植栽やディッキアなども展示・販売する予定ですのでご期待頂けましたら幸いです。

D.I.P.はありがたい事にイベントに参加させて頂く機会が多いのですが、様々あるイベントの中で私はが好きな形式は小規模なもの。

３～４程度のショップが密集し世界観を作りあげていく。

そこで出来上がる空気感をとても心地良く感じます。

ただその一方でそういった形式のイベントは「行きにくいし、入りにくいのでは？」と同業者の方にお話頂いた事があります。

その時は「そんな事はないと思うけど…」という感想だったのですが、よくよく考えてみると「確かにそうかもしれない」と思うようになりました。

D.I.P.はファッションでいうコムデギャルソンのような、モードな園芸を目指して世界観作りを行っています。

それ故に、ポップさやカジュアルさは感じにくく、とっつきにくいイメージになっているのかもしれません。

D.I.P.単体で考えてみてもそう思えますし、そういう類の世界観のある場所は確かに入りにくいもの。

かく言う私もギャルソンにはじめて入った時、ものすごく緊張したのを今でも覚えています。

ではもっと気軽に入りやすい、カジュアルでポップな雰囲気にすべきなのか…？

そう悩んでいることをアパレルショップを営む敬愛する友人に相談したところ、

「多少の入りにくさがあるからこそ、そこで商品を見たり誰かと話したり何かを買ったりする事に新しさや面白さを感じるんだと思うよ」

とお話頂きました。

例えばユニクロとギャルソン。

どちらも素晴らしいアパレルブランドですが、その購入体験は全く異なる種類のもの。

ギャルソンの店内は白い壁にオシャレな店員さん、アーティスティックで洗練されたプロダクトが並ぶBGMの無い空間といった仕様。

多くの方にとって居心地が良い空間をギャルソンが作っているのかというと、決してそうではないでしょう。笑

ただそういう入りにくい世界観のある場所に踏み込むからこそ、新しく面白く、ワクワクドキドキするような非日常感のある体験をすることができるように思えます。

視野が広がり、新しい見え方や世界観を味わうことができる。

そう感じるからこそ、私は事あるごとにギャルソンに足を運んでいます。

D.I.P.では、園芸ジャンルにおいて、そういった体験をして頂けるようなブランドであることを目指しています。

目指すしている場所がそういったものなので、カジュアルさやポップさは感じにくく、少しとっつきにくいように思えるかもしれません。

ただ敷居をもうけているつもりは全くなく、園芸に興味があるのであればどんな方でも大歓迎です。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

D.I.P.
志方優輝
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新しいものを作るための習慣について

松本太陽が描いた名作の一つである「ピンポン」。

その漫画の中に登場するオババ曰く「前陣速攻型のプレイヤーが3日休んだら戻すのに一週間かかる」らしく。

陶器を細工する感覚も同じことが言えるように感じます。

前と同じようにやっているつもりなのに、どういう力加減でどの角度でどう動かせばどうなるのかが急に分からなくなったり。

習慣としてやらないと感覚が掴めなくなり、逆に習慣としてやると少しずつではありますが確実に上達します。

そういう訳で私は新しい鉢のデザインを考え、実際に試してみるという作業をほぼ毎日のルーティンとして行っています。

ただ出来上がったモデルが全て世に出るかというとそうではなく。

合成樹脂鉢の原形となるモデルは陶器として焼きあがったものの中で自身で納得のいく良いものを選び使用しています。

なので割合としては陶器として出来上がったものの５割、多い時で7割が日の目を見ることなく不燃ゴミとして処分されていきます。

アイディアを捻り出し、デザインとしてまとめ、実際に細工を施し焼成までした陶器鉢。

それらの時間と労力が全て無駄になるのかと思うと捨てるのをためらい「これはギリギリいけるのでは…」と悩む事も多々あります。

ただどうするか悩む時点で不合格。

「ベストの敵はベター！」と唱えながら、ゴミ箱の中に叩きつけています。笑

考えて作って選ぶ、という単純な流れを数こなす。

それが私が新しいモデルを制作するために行っているルーティンの全てです。

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志方優輝
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熊本イベント参加告知となります。

熊本イベント参加告知となります。

来週末の5/11（土）～12(日)、 @lia_kumamoto 主催のイベント「meet up!!! vol.5 green market」に出店させて頂きます。

D.I.P.からの出品は樹脂鉢や陶器鉢、ディッキア、植栽、台座、その他グッズなどなど。

皆様のご来場を心よりお待ちしております！
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【イベント詳細】
meet up!!!vol.5
green market

■開催日時
2024年5月11日（土）11:00〜17:00
2024年5月12日（日）11:00〜17:00

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Plants : Euphorbia obesa
From @plantsbythecore
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「陶器を超えるデザイン」について。

D.I.P.で制作している樹脂鉢は原形の出来でほぼ全てが決まるといっても過言ではなく。

質感や細部の再現度は4年かけて突き詰めた結果これ以上はないという所まできたように思えます。

なので、後やるべき事は「原形の質をどれだけ上げられるか」というもの。

デザインや細工など、原形段階でどれだけのものを作れるか、というのが勝負の全てとなります。

時には一つのデザインや細工に一日以上かけるという事もあるのですが、知人の陶芸家に聞くと一つの作品に対してその時間と労力の掛け方は通常はありえないことのよう。

陶芸の世界では通常は数を作らない事には生活が成り立たちません。

どんなに時間をかけて作った素晴らしい作品も売ってしまえばそれ以上はなく。

作って売って生活する為には、どうしてもある程度の数を作る必要があります。

そういう理由で（一つの作品が数十万以上のレベルで取引されるという事であれば話は別ですが）通常は作品の質と同様に生産効率が重視されるようです。

どんなに素晴らしいデザインや作品でも、一つのものに手がかかり過ぎると生活が成り立たない。

人の手で作るといった過程から逃れられない陶芸家にとって、それは結構なジレンマのようです。

そういった事を前提に陶芸作品を見ると、なるほど陶器のデザインは効率的に制作することができる、ある程度パターン化されたものが多いように感じます。

そこのところ私は非常に恵まれており、原形のデザインや細工にかける時間の制限はほぼありません。

「原形を複製する」といった手法により、原形段階での生産効率は無視でひたすら新しく美しい形を模索し続ける事が可能になっているからです。

ただ逆に、D.I.P.の樹脂鉢はデザインや細工でしか勝負ができないプロダクトと言えます。

陶器のような世に二つとない美しい釉薬の景色や素材そのものが持つ永続性は樹脂鉢にはないからです。

だからこそ、D.I.P.では原形の制作において時間と労力をひたすらかけまくっています。

樹脂鉢を作り始めた当初は「陶器のような樹脂鉢」を目指して制作していました。

ただ最近は「陶器のような」ではなく「デザインや細工面では陶器作品より優っている」という所を目指して制作しています。

恐れ多くもある事なのですが、そこに挑み超えない限り、合成樹脂で制作する鉢の存在意義はないように思います。

陶器を超えたデザインの鉢。

まだまだ課題は多いのですが、いつか自他共にそう認める事のできる作品が作れるよう、引き続き精進して参ります。

D.I.P.
志方優輝
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Plant Pot：Decadence_Net_Cup
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カクタス吉村（　@yoshimura_cactus ）氏から聞いたサボテンの話その２。

東京にて様々お伺いしたサボテン育成についての話。

私が育てている植物はサボテン以外にも、アガベやディッキアやアロエ、塊根、灌木、エケベリアなどなど。

自身の琴線に触れたものは見境なく、雑食気味に多種多様な品種を育てています。

吉村氏より伺ったサボテン育成の話はそういった他の植物を育生する上でも非常に参考になるものでしたので、忘れないうちに備忘録がてら書いていこうと思います。

本日の話題も昨日と同様「根の話」。

サボテン名人の中には植え替え時に根を切り戻す、つまりほとんど無い状態にしてしまうという方がいらしゃるようです。

鉢の中でサークル状になっている、またはカラカラになっている根は機能を果たしていない状態なので切ってしまって問題ない、というのは納得がいく話。

ただ生きている根まで切ってしまうのは何だか不思議な話のように思えます。

成長が早いアガベやディッキアとは違いサボテンは成長が緩慢な植物。

なのでコンパクトに育てるのではなく、より早く大きくするという目的で育てる場合が多いように思います。

大きくしたいけど成長が緩やかなサボテン。

ただでさえ成長が緩やかなサボテンの根を切ってしまうとその成長が更に遅くなってしまうのでは？

と、そう思いがちですが、根を切り戻すことにはちゃんと意図があるそう。

結論から言うと根を切る意図は「根の成長速度を上げるため」。

その理由は「新たに出す根」と「すでに展開した根から出る根」ではその成長速度が異なるから、というもの。

切り戻した後に新たに出る根は言うなればスタートダッシュのような状態で勢いよく成長していくので、その勢いを付けるために植え替え時に一度根を切り戻すそうです。

そうやって根が勢いよく成長すれば、上物の成長もより早くなる。

なるほど、非常に納得のいく話です。

そうやって関心しながら吉村氏の話を聞いていたのですが、じつはこれには続きがあり…。

どうやら名人の中には「トータルで見ると根の成長速度はどちらも同じ」という方もいらっしゃるそうです。

例えるなら、マラソンでスタートダッシュを切った場合も一定の速度で走った場合も、結局同じタイミングでゴールテープを切る事になる、というようなニュアンス。

なので、例によって「所説あり」という事のよう。笑

そう聞くと少しガッカリもしますが、ただそういう「名人」と呼ばれる方々の中ですら「絶対的にこれが正しい」という育生方法がないというのは、私にとっては非常に面白い事のように思えます。

自分の育生環境で考え試す中で、上手くいったりいかなかったりが面白いんだよ。

それが本当に正しいか正しくないかは分からずとも自論で「何となくそんな感じがする！」や「自分はこれで上手く育っているからこれでいく！」で良いんだよ。

そう言われているような気がします。

園芸とは何ともいい加減で、だからこそ自由で面白く果てない世界です。

D.I.P.
志方優輝
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Plant : アストロフィツム山川ストロンギ肋骨ランポー
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「サボテン育成に適した鉢の構造」とは。

今回の東京でのPOPUPイベントにてご一緒させて頂いたカクタス吉村氏（　@yoshimura_cactus ）。

東京に伺う上で大きな大きな私の楽しみの一つだったのがこの吉村氏と直接お話するという事。

日本においてサボテンは古くは江戸より育生されてきた植物。

歴史が長い分「名人」と呼ばれる方々がサボテン業界にはぞろぞろといらっしゃいます。

そんな海千山千ひしめくサボテン業界で30代半ばにしてご活躍されているのがこの吉村氏。

信州・関東・東海・関西の日本各地で開催されるサボテン品評会でにて連続受賞という実績も出されています。

※ちなみに写真に写っている巨大なサボテン二つが各地の品評会にて受賞した苗。

私にとってそのような方と直接お話ができるというのは僥倖以外の何ものでもなく。

この機会を逃すまいと、東京の会場では基本的に質問しまくっていました。笑

そんな吉村氏より様々伺った中で特に印象的だったのが「根の育生」についての話。

人の健康のカギが腸であるように、サボテンを美しく育生するにはやはり「根」をいかに健康に育てるか、というのが大切なことの様です。

サボテンの根は軸になる「主根」とそこから分岐して伸びていく「側根」に分かれます。

より太く長く主根を伸ばし、多く側根を出させること。

それがサボテンを美しく大きく育てる上で重要になるのですが、その話の中で特に強調されていたのが「温度」についてでした。

意外な事に、重要度の順序としては「用土」よりも「温度」だそう。

（ちなみに名人クラスともなれば基本的にはどのような土、例えばホームセンターで販売している花の土でも、上手く育てることができるらしいです。笑）

根を健康に育生するためには「根の周りにある土の温度を上げる」という事がとても重要だとお話頂きました。

サボテンを美しく大きく健康的に育てるには根を育てる事が重要。

それ故にサボテンを植え付ける鉢は、

主根を伸ばす事のできる「深い鉢」であること。

そして根の周囲の土が温まりやすい「細く薄い鉢」であること。

という条件を満たした構造であることが望ましいようです。

日本屈指のサボテン育生家である吉村氏より伺った「サボテンを育生する上で望ましい鉢の形」。

どのような形で、どのような長さで、どのような構造でという細部に渡りお伺いしましたので、余すことなくプロダクトに反映していく所存です。

育成のプロに直接アドバイスを頂けるというのは、植物プロダクトを制作する者としてはこんなに喜ばしい事はありません。

気合を入れて制作に取り掛かっていこうと思います。

完成は少し先になるかと思いますが、ぜひご期待頂けましたら幸いです！

D.I.P.
志方優輝
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Plant : Cactus
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新作発表の告知。今週土曜5月４日19

新作発表の告知。

今週土曜5月４日19：00～オンラインにて新作リリースとなります。

※オンラインショップはプロフィール欄URLよりアクセス可。

「自分が心から夢中になれる事を仕事にしたい」

約10年のサラリーマン時代を経て、D.I.P.をスタートするきっかけとなったのはその想いからでした。

その際、一生夢中で打ち込めるジャンルは何だろうと自身の周りを見渡した時に迷うことなく選んだ「園芸」というジャンル。

その当時、ビザールプランツの存在を知り育生を始めて約４年が過ぎたという程度でしたが、一生続けるだろうと自分の中で確信を持つことがでるほどの魅力を園芸に感じていました。

そこから一人でD.I.P.を立ち上げ、今まで手探りで鉢の制作を続けてきました。

よく「前職はものづくり関連だったのか？」と聞かれることがあります。

私の経歴はそういった学校も出ていなければ前職は事務や営業関連の業務が主というもの。

なのでD.I.P.というボタニカルブランドを始める上でその基軸となる「デザインや造形」に関して、専門的な知識や経験はゼロというところからのスタートでした。

積み上げてきたものがない自分が価値のあるものを作り出すにはどうしたらいいのか。

そう考えた時に私に取る事のできる手段はとにかく物量を作ることでした。

サラリーマン時代に学んだ「トライ＆エラー」や「PDCAサイクル」を足がかりに、「量のない質はない」という考えでひたすら新しいデザインを作り続けてきました。

新しいデザインを考えて作って改善して、また考えて作って改善して。

D.I.P.をスタートして以来、そうやって寝ても覚めても鉢や植物に没頭してきたこの４年間。

今回の新作はその４年間積み上げ続けたものがそれなりの形になったと実感が持てるものとなっております。

長々と書きましたが、何が言いたいのかというとつまりは「自信作です！」という事。笑

質感やデザインを大きく変更した今回のモデル。

常に新しく更に良いデザインを制作する為に、今回も全て数量限定での生産となり再販はありません。

お気に召すものがあれば、この機にお手に取って頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い致します。

D.I.P.
志方優輝
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Plants Pot：D.I.P. Original Plant Pot
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東京世田谷区にあるDDDART（@ddd_art_ ）にて開催させて頂いたPOPUPイベント。

私自身が敬愛してやまない方々と共に過ごさせて頂いた二日間。

出店頂いた方々とプロダクトの制作や育生方法についてお話が出来たのは勿論、ご来場頂いた沢山の方と植物やファッションやカルチャーについてお話ができ、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。

ネットやSNSが普及しオンラインで全てを完結させる事も可能な現代において、対面式のイベントをやる意義はそういったものにあるように思えます。

実際に触って見て話して、その中で新たな発見がある。

ご来場頂いた方の世界が一段深まるような、新しい体験をして頂ければとイベントを開催しています。

会場に足を運んで頂いた方にとって、今回のイベントがそのようなドキドキするものとなったのであれば、主催としては喜ばしい限りです。

東京でのPOPUPイベントに関しては、主催として年内にもう一度開催できればと思っております。

またお会いできるその日まで、どうか健やかにお過ごし下さい。

皆様と会って話して笑いあえるその日が来ることを、今から首を長くして楽しみにしております。

D.I.P.
志方優輝
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■Special Thanks
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